■　長い夜　■

集合時間に間に合わず 諦め寸前に全員からの熱烈な ‘来い来いメール’を受け 遅れて皆の後を追って 大阪から電車に乗ったものの 松阪乗り継ぎで2時間待ちをくらい 鬼が城帰りのみんなと ようやく合流できた約1名と共に くびわ夫妻の新居で小休止。 結婚式の写真などを 見せてもらいながら 話に花が咲く。 私は半分寝ていたみたい。

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晩御飯をいただきに 再びご主人さんのご実家へ。 おじいさんに抱かれている れなちゃんを見たら すごく似ていることが分かった。 目鼻立ちがそっくりだった。 そうもしている間に 目の前にごちそうが運ばれてきた。 薬味たっぷりのカツオのタタキ イカのゴマ味噌和え 牛スジのどて焼き アジの丸ごと寿司 かますの塩焼き アジの大葉巻きフライ イカの塩辛 ・・・その他色々・・・ どれもこれも新鮮で美味しくて 「おいしー！」 「うまいーー！」 と口々に言いながら どんどん平らげていく私たち。 ここでじゃないと食べられない 熊野のおふくろの味。 デジカメを新居に忘れてきていたんだけど カメラの存在すら殆ど思い出すことなく ごちそうに夢中だった。 それぐらい美味しかった。 こんなに美味しい魚料理が 家庭で食べられるなんて すごく幸せなことなのよっ。 好き嫌いするなんて もったいないわのよっ！ ぷりっ。 （・・・代わってほしいにょろ。） 本当にごちそうさまでございました。 多謝。

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おなかいっぱいで銭湯へ。 めし・ふろ・ねる。 最高のコース。 お風呂代を払う時に お財布を忘れたことに気付き くびわに貸してもらった。 ついでにシャンプーを忘れたことにも気付き 買ってもらった。 百何十円という安さにビックリ。 ありがとう。 久々の銭湯。 たっぷりのお湯につかると それだけで気持ちいい。 一緒に並んで体を洗っていると サークルで行った合宿を思い出した。 電気風呂にうっかり手を入れて ビビッときた。 指先から眉間まで一気にきた。 こわかった。 でもその電気風呂に全身つかって 「なぁんか、ピリピリするなぁ〜。」と ケラケラ笑っている強者が約1名。 素晴らしい。 サウナにも入った。 砂時計で3分。 キツかった。 でももう1回入った。 フラフラになってサウナから出ると みんな殆どあがっていた。 みんな早風呂やねんなぁ・・・。

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銭湯から出ると まだお祭りの続きをしていた。 12時まで頑張るそう。 その後 ソフトクリーム＆シェイクのお店に 連れて行ってもらった。 小さなお店で ラーメンからハンバーガー ソフトクリームやドリンク類まで 色々やっていて このお店の雰囲気に似ている 懐かしいあの店を みんなで思い出していた。 抹茶シェイクをそどむりんに おごってもらった。 ありがとう。 お風呂あがりで暑かったので ヒンヤリして美味しかった。 こんなお店が 近くにあるっていいなぁ〜。 コンビニにないものが ここにはある。

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新居に戻り 色んなことを語り合う。 えぇ時間になってきて しょうもないことでも笑ってしまう。 飲み組は台所。 語り組みは居間。 明日の予定もあるということで 先に寝させてもらうことにして 2階の布団に入ってからが 長かった。 延々と明け方の4時半まで 色んなことを話した。 きっと私は疲れていたんだろう。 そして自分の心の中のもやもやを ずっと誰かに聞いてもらいたかったんだろう。 とても眠くて目を閉じていた。 なのに言葉は頭まで届かず おなかの奥から次々と出てきた。 だから自分が何を話したか 全部覚えていないけどごめんなさい。 言ったことに嘘はひとつも無いけれど。

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